皆さん、節約の重要性は感じているけど、実際に節約するには何をすべきなのか何から取り掛かるべきなのかわからない方も多いようですね。
そのような方に聞くと「毎月赤字で困る」「収入が少ない」などの意見は出ますが、実際に何にいくら使っているのか把握している事は少ないように感じています。
そんな状態で節約をする場合には、数多くの節約アイデアの中から気になったものを少しやって、あまり効果が出ないので止めてしまうようですね。
つまり節約が続かない原因は、、、
収入と支出の詳細が把握できていない
からなんですね。
これは家計簿を付けておけば把握できる事ですが、日々の生活が忙しくなかなか家計簿を付ける時間が取れないですよね。
でも、節約を実施するためには家計の把握は必須条件です。
細かい節約アイデアを実施する時間があるなら、家計簿を付けた方が効果が上がると思いますよ。
今回は、その家計簿について考えてみたので自分の実体験と併せて紹介しますね。

実は私は未だに手書きで家計簿をつけているんだよ。
でも、結構時間がかかって大変なんだよね。
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どうして家計簿なの? 家計簿を付けるのメリットについて
収入と支出が一目でわかるから
「毎月赤字で…」という悩み、皆さんよく聞きませんか?
しかしながら、本当に毎月赤字の家庭は少ないです。
月ごとで見れば赤字になっていても、年ごとでは収支が合っている場合も少なくありません。
本当に毎月赤字では家計を維持できませんから、当たり前と言えば当たり前ですよね。
しかし、収支トントンの状態で家計を把握できていなければ毎月赤字のようにも感じるのです。
つまり、実際の収支をきちんと把握できる家計簿はそれだけでメリットが大きいと言えます。
なお、私は節約するのであれば支出を管理する事が重要だと思っています。
なぜなら、通常は節約には収入を増やす効果は無いからです。
ですから、まずは支出の管理から始める事をオススメしますよ!
異常な支出が把握できる
例えば、光熱費は真夏や真冬に多くなり、季節による変動が大きい支出項目です。
ですから、金額が上下するのが普通で異常な状態を見逃し易いです。
例えば、暖房器具の消し忘れ等が多ければ支出が増えますが、「先月より寒かったから仕方ないよね」で終わってしまうかもしれません。
そこで、前年度などのデータと照らし合わせて見れば異常なのか把握し易くなります。
「今年は去年よりも暖冬なのに光熱費が上がっている」と分かれば、皆で暖房器具の消し忘れに注意しようとなるでしょう。
これが節約に繋がります。
また、水道で配管のどこかで水漏れしていれば当然水道代が増加します。
何かおかしいぞ?と早く気付く事で余計な出費を抑える効果が期待できるんですね。
余計な支出が減る
文房具などは、「この前購入したのにまた無い」なんてことも起こりますよね。
買ったはずのものが何処かに隠れてしまったようですが、買った記憶自体が違ったのかな?と感じるのもしばしばあります。
そして、新しいものを購入すると、やっぱり購入していた!なんて自分でも経験がありますよ💦
でも家計簿を詳細につけていれば、購入したものを後から確認する事が出来ます。
「先月買ったけどもうないの?」となれば、どこかに購入したものがあるはずだと探しますよね。
探しあてる事が出来れば余計な出費を抑える事が出来るんですね。

家計簿が節約に有効なのはみんな知ってることだよね。
これだけメリットがあるんだけど、なかなかみんな付けられないんだよね。
家計簿はどうやって付けるの? 簡単な付け方
手書きで付けるならダイソーなど100均家計簿で十分かも
私自身は、手書きで家計簿を付ける派です。
実際に、最近自分では100円ショップで購入した家計簿を使っていますよ。
もちろん家計簿を始めた頃は本屋さんで売られているもっと細かい家計簿を使っている時期もあったのですが、100円ショップの家計簿で十分だと思ってます。

本屋さんで購入した家計簿は、しっかりしていて書きやすいです。商品にもよりますが、日別や明細ごとに細かく書けるタイプのものが多いです。
詳しく分析したい方には非常に良いのですが、私のようにずぼらさんにはチョット面倒かも💦
どこまで細かくデータを残したい? 家計簿の付け方もいろいろある
家計簿の付け方はその家庭それぞれにあります。
家計簿もすごく色々な種類があるので、自分に合ったものを選ぶしかありません。
私の場合を紹介すると、今使っているのは下の写真の家計簿です。

もちろん100円ショップで購入したものですよ。
このタイプの良いところは、自分の好きなカテゴリーで分けて記入できるところです。
私の場合は通常の食費や通信費などに加えて長男費、長女費、次女費に分けて管理しています。
この他にも日付毎に分かれている家計簿やもっと大まかでシンプルな家計簿もありますよ。
手書きが面倒なら家計簿アプリを使ってみよう
家計簿と言えば、家でお母さんが手書きで書くのが一般的でした。
でも、それが面倒だからなかなか続かないのです。
そこで、スマホのアプリを利用してみてはいかがでしょうか。
最近のアプリでは、なんとデータを打ち込む必要が殆どありませんよ。
レシートをカメラで撮影するだけで、自動で項目や金額などが入力できるのです。
これなら結構簡単に家計簿を付ける事が出来ると思います。
ここからは、私が実際に試してみた2つのアプリについて紹介してみます。
特にレシートを読み込む機能が重要なので、そこについて確認してみました!
LINE家計簿
SNSで有名なLINEが提供している家計簿アプリです。
LINEが提供しているだけあり、LINEのアカウントを登録する必要があります。
日本においては、LINEの利用率が高いのでアカウントを持っている人が殆どだとは思いますが、持っていない人は残念ながら一部の機能が利用できません(アプリを開く事は可能です)。


実際に利用してみたところ、カメラでレシートを撮影した時の画像分析が優秀だとは感じました。
しかしながら、完全に読み込めるわけではなく、金額が違っていたりすることがあるようです。
どうしても修正が必要になりそうです。
支払った総額は合うように調整してくれるので、どこの店でいくら使ったのかと、何を買ったのかが分かればよいのであれば使えると思います。
マネーフォワード ME
Money Forwardが提供している家計簿アプリです。
上で紹介したLINE家計簿に比べてアプリの占有するメモリ量は小さいのが特徴です。
利用登録が必要ですが、googleアカウントやメールアドレスで登録ができます。
また、有料のサービスを利用する事も出来ます。


写真の読み込みについては、ライン家計簿に比べるとちょっと苦手なのかな?と感じます。
実使用上は問題ないレベルで変換されるようですが、細かくデータを残したい人には向かないかもしれません。
店舗名か品目かのどちらかでしかデータの保存ができません。
しかしながら、何を買ったのかを保存するとデータ(スマホのメモリ使用量)が大きくなってしまいます。
いつどこの店でいくら使ったのかが分かれば良い人には、良いかもしれませんね。

今回は、取れたデータのまとめた部分などは比較していないよ。
まずは、データが簡単に取れることが大切だから自分に合った方を使ってみてね。
節約するなら家計簿を付けよう まとめ
家計簿は家計の収入と支出を把握するのに便利なツールです。
節約には特に支出を把握する事が欠かせませんから、家計簿が役に立つのはわかりますよね。
支出を把握するために大まかなデータを取るのも良いですが、今ではレシートを写真に撮るだけで詳細を入力してくれるツールがあります。
これを上手に活用すれば、時間をかけずに詳細なデータを取る事が出来ますよ。
実際には、取ったデータをどのように活用するかが節約のワザになるのですが、データが取れていなければ始まりません。
是非、レシートを写真に撮って支出のデータを採取してみたらいかがでしょうか?

それでも私は手書きが好きだから、100均の家計簿を使うよ。
長年やってるから、これが無いと気が済まないんだよね~
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