
夏は家庭菜園でも多くの野菜が採れる季節
採れる時期が重なると、食べきれないこともあるよね。
長期保存の基本はやっぱり冷凍
旬の野菜を一番おいしく食べるには、やっぱり新鮮なうちに料理して食べる事です。
本当は、出来るだけ保存しないで食べきれる方が節約としても良い方法だけど。
食べきれないほど収穫出来ちゃうときもあるよね。
そんな時は冷凍するのが効果的。
まずは、保存の基本となる冷凍について夏野菜で考えてみました。
夏野菜 | 冷凍方法 | 利用案 | オススメ |
キュウリ | 塩もみしてから冷凍 | 酢の物など | |
トマト | ヘタをくりぬき丸ごと冷凍 | 煮込み料理など | ◎ |
ナス | 使いやすい大きさに切って冷凍 | 炒め物など | |
ジャガイモ | 小さく切ってから茹でて冷凍 | カレーなど | |
カボチャ | 小さく切ってから茹でて冷凍 | 煮物など | |
トウモロコシ | 茹でて粒に分けて冷凍 | サラダなど | |
オクラ | 茹でてから冷凍 | みそ汁など | ◎ |
シソ | 千切りにして冷凍 | 薬味として | |
バジル | 葉だけにして冷凍 | ピザなど | ○ |
ニラ | 使いやすい大きさで冷凍 | 餃子など | |
ゴーヤ | 使いやすい大きさで冷凍 | チャンプルなど | ○ |
ショウガ | 使いやすい大きさで冷凍 | 冷凍のまますりおろす | ◎ |
ニンニク | 皮を剥いて冷凍 | 冷凍のまますりおろす | ◎ |
オススメの部分は完全に私の主観ですが、冷凍後の使いやすさや時期によって手に入りづらいものに「しるし」をしています。
もちろん、ここにあげた以外でも多くの野菜が冷凍保存可能ですよ。

ただし、いつでも比較的安く手に入るものや、冷凍は可能だけど風味を失いやすいものは手間をかけても無駄になる事もあります。
なんでもかんでも冷凍するのはNGですね。
家庭用の冷凍庫の場合には、冷凍保存できる期間は2週間から1カ月程度が目安です。業務用の冷凍庫と違い、冷凍の温度の違いなどから少し期間は短いみたい。
私の経験だけど、ショウガやニンニクは1年近く冷凍して使った実績があります(毎年使ってます)。

絶対大丈夫!とは言い切れませんが、鮮度の良い状態で冷凍しておけば結構長く保存できますのでお試しください。

いくら長期保存できても、出来るだけ早く使うことが基本だよ。
献立の工夫をして、冷凍保存野菜を上手に使おう!
冷凍以外の夏野菜の保存方法
常温で保存できるものは常温で

冷凍は素晴らしい保存方法ですが、どうしても風味や食感に変化が出てしまいます。
出来る限り、常温で保存できるものはしたいところです。
夏野菜の中では、ジャガイモは常温で保管しやすい野菜。採れたてのジャガイモは土がついたままよく乾燥させると、常温でもかなり長い時間保管できます。
一度でも水で洗ってしまうと、乾燥させても日持ちしなくなってしまいますのでご注意ください。
また、カボチャは収穫してからしばらく常温保存し、調理すると美味しく食べる事ができますよ。
もちろん、切ってしまうと保管できないので、丸いままで置いておきましょう。
乾燥させれば保存期間が凄く伸びる

干し野菜(ドライフード)にすれば、保存期間は格段に伸びます。
ですが、非常に手間がかかる作業なので、実施するかは好みが分かれるところですよ。
バジルなどの香草は、乾燥したものが一般的に使われているので、比較的利用しやすいと思います。大量に収穫できた時は検討してね。
醤油や油に漬け込む方法も

我が家でもたまに利用しているのが、醤油や油に浸けておく方法
特にニンニクなどの香りの強い野菜は醤油に浸けておくと香りを醤油に移す事が出来ます。
ちなみに、バジルオイルの場合は一週間ほどで葉を取り出す必要があるので、葉としての保存期間は1週間程度の短期間になっちゃいます。
この方法は、どんな野菜にも出来る方法ではないですが、手軽に保存ができ、簡単に使えるので良い方法ですよ。

田舎に住んでいると、多くの野菜を頂くことが多いよ。
ムダにしない方法で、美味しく食べれるようにしているんだ。
結果的に、これが家計の節約にもなっているみたい。
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