節約に繋がる色鉛筆の削り方!削り過ぎないのがポイント
上の図は芯が短くなって色が塗れなくなってしまった色鉛筆の断面です。これを鉛筆削りで削っていきます。通常は次の図のように削っていくと思います。
芯の先まで削れていて気持ちが良いです。
でも、実はこれでは色鉛筆では使い初めだけ濃く塗れてしまったりして使い勝手が良くありません。また、色鉛筆は芯が柔らかい為、簡単に折れてしまうこともあります。
尖った鉛筆では小さなお子さんに使わせるには危ない面もあります。
そこで、次の図のように先端まで削らない方法を提案します。
実はこの方法、安全が確保されるだけではなく、節約にもなるのです。鉛筆を削るには、色が塗れる芯の部分も削って捨てています。
ですから、あまり削らない方が鉛筆は長持ちします。
文字を書く為には尖った芯が有利ですが、色鉛筆の場合は必ずしも尖っている必要はありません。また、尖らせても直ぐに先端が折れてしまいます。それならば、最初から先端まで削らない方が良いのではないでしょうか。
この削り方の一番のメリットは安全性だよ。
更に、節約になるから一石二鳥だよね。
▼ 色鉛筆による違いの記事も見てね ▼
幼少期に色鉛筆を使うメリットについて
細かい色合いが表現し易い
色を塗るための道具は数多く存在しますが、幼少期に使う回数が多いものは「クレヨン」「クーピ―」「色鉛筆」「水性ペン」「絵の具」などだと思います。小さいうちはクレヨンをよく使いますが、クレヨンでは色の強弱を表現する事は難しいです。
もちろん、大人になればどの道具でもそれなりに強弱をつける事が出来ると思いますが、小さな子ではそれは難しいです。その中で、色鉛筆は色合いの強弱が付けやすい道具の一つです。
また、鉛筆の芯は十分に細いですから、細かい部分も塗り易いです。この点も、細かい色合いの表現に有利な点だと思います。
色が混じらないから汚くなりにくい
水性ペンや絵の具を使って画用紙に絵を書くと、前の色が混じってしまって汚くなってしまう部分が出てきます。また、ペンの場合はペン自体に前の色が入り込んでしまって色が汚くなってしまう事もあります。
一方、色鉛筆でも2色が混じる部分ができますが、画用紙の上で混ざるだけです。混ざった部分も広がったりしないですし、ペンに他の色が入り込む事もありません。
これらのメリットは考え方によってはデメリットにもなるよね。
色鉛筆で大きな絵を書くのは難しいものね。
色鉛筆で楽しく遊べば学力にも繋がる
色鉛筆で色彩感覚を育ててみよう
色鉛筆で塗り絵などを塗れば、色彩感覚を育てるのは誰でも納得できると思います。もちろん、これが色鉛筆を使う事の最大の魅力です。
小さい子は、キャラクターの絵が描いてある塗り絵でも全て同じ色で塗ってしまうかもしれません。これも立派な勉強であり、絵や色に興味を持つことが大切な事です。一色で塗ってしまっているので色彩感覚に繋がらない事が学習としてムダかと言うとそうではないのです。
また、色鉛筆の色には沢山の種類があります。
できるだけ多いセットを利用すると、色に関する知識を深める材料になります。同じ青でも沢山の種類がある事を知り、その色で塗るとどんな感じがするのか自然と感じる事が出来ると思います。
鉛筆の使い方(持ち方)が上手になる
少し大きくなってくると、細かい部分を塗ったり塗れていない空白を埋めたりしたいと思うようになってきます。色鉛筆を微妙に傾けたり、手を細かく動かすなど色々試行錯誤しながら上手になっていきます。
もちろん、正しい鉛筆の持ち方になるように指導は必要になりますが、「正しい持ち方の方が色鉛筆が上手に使えるんだ」と自分が理解できれば自然と正しい持ち方になっていきます。
鉛筆の正しい持ち方ができれば、文字が上手に書けるようになってきます。
丁寧な文字を書けるようになるとノートが見易く書けるようになったりと良い事が起こります。当然これらの事が学力に繋がる事は言うまでもありません。
色鉛筆で遊ぶことも大切な学びの一つなんだよ。
直接的ではないけど、国語や算数にも影響してくると思うよ。
色鉛筆を選ぶならこれがオススメ
色鉛筆は多くの種類が販売されています。100円ショップでは12色の色鉛筆が100円で販売されていることも普通です。
しかしながら、あまり100円ショップの色鉛筆はオススメしません。
比べてみればわかるのですが、同様の作業をしていても、紙に塗れる色が薄いのです。
しかも、書いている時に何か変な音もします。
楽しく塗り絵をしたりして遊ぶことが大切ですから、色の塗れない色鉛筆では楽しさが減少してしまうのは当たり前です。これが興味を失うきっかけとなっては、本当に残念な事です。
私がオススメするのは、「トンボ・三菱・サクラ」の色鉛筆です。価格は100円ショップに比べて5倍くらいの値段になってしまいますが、節約の削り方をすると今までの倍くらいは使えるようになります。
私も100円ショップは好きでよく利用するけど、色鉛筆はオススメしないよ。有名メーカー品と比べれば一目瞭然ってほど違いがわかると思うよ。
色鉛筆 まとめ
今回は、色鉛筆の節約を中心にその魅力について考えてみました。
節約は大切ですが、単純に安いものを購入しても同様の結果が得られない場合も多々あります。色鉛筆はそんな事例の一つだと思います。有名どころの色鉛筆は費用が掛かってしまいますが、必要なところにはコストをかけて、大切に使う事で費用対効果を最大限にしたいものですね。
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